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勤怠管理 > 管理画面 > 勤怠計算 > 変形労働
 
変形労働制ですが、法定内残業時間を算出するにはどうすればよいですか?
変形労働を設定している場合に、「スケジュール時間」の超過分を
所定外時間として計上するための手順を解説します。
 
スケジュール時間とは
出勤/退勤予定などで定められた労働予定時間です。詳しくはこちら

前提

事前に変形労働設定機能がオンになっていることが前提です。

1. 設定 > その他 > オプション を開きます。

2. 勤怠管理設定カテゴリの「変形労働設定機能」で「使用する」を選択して登録します。




設定方法

1. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、対象区分の[編集]をクリックします。

2. 働き方カテゴリの「労働時間」で、「変形労働時間制」を選択します。

 

3. 「手動設定(フレックスその他)」を選択し、[変形労働設定]をクリックします。


4. 変形労働設定画面が表示されますので、共通カテゴリ内を設定します。「利用単位」にて、週の基準時間を設定する場合は「週単位」に、
月の基準時間を設定する場合は「月単位」にチェックをつけます


5. 週単位カテゴリおよび月単位カテゴリの「基準時間」にて「◯時間◯分を超過した勤務については、残業としてカウントする」にチェックをつけ、基準時間を入力します。

「スケジュール時間を超過した勤務については、残業としてカウントする」にもチェックをつけます。


6. 3つのラジオボタン(以下A、B、C)が表示されますので、【B】 または【C】のいずれかを選択します。


A
スケジュール時間超過で残業とする

B
基準時間未満のスケジュールの場合、基準時間超過で残業とする
基準時間以上のスケジュールの場合、スケジュール時間超過で残業とする

C
基準時間未満のスケジュールの場合、スケジュール時間超過で残業とする
基準時間以上のスケジュールの場合、基準時間超過で残業とする

 
補足
それぞれの選択肢の集計方法は以下となります。

Aの場合:
入力された基準時間は無視し、スケジュール超過で残業とします。
ただし、該当期間にスケジュールが登録されていない場合は
基準時間が参照されます。

Bの場合:
基準時間とスケジュール時間を比較し、値が大きい方の時間を超過することで
残業となります。




Cの場合:
基準時間とスケジュール時間を比較し、値が小さい方の時間を超過することで
残業となります。




4. 上記で【B】または【C】を選択すると、「基準時間までは所定外としてカウントする」が
 チェックできるようになりますので、チェックをつけます。
 ※【A】を選択した場合はチェックできません。


 これによって、スケジュール時間が基準時間より小さい場合は、
 スケジュール時間超過分が所定外時間に、基準時間超過分が残業時間となります。


 なお、スケジュール時間が基準時間より大きい場合は、所定外時間は計上されません。
 この場合の残業時間は、【B】ではスケジュール時間超過分が残業、
 【C】では基準時間超過分が残業として計上されます。

 
補足
変形労働設定の、その他の設定項目についてはこちらをご参照ください。
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