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設定「その他」 >
オプション > 「
勤怠管理設定」 > 「人件費概算出力機能」
この項目では、勤怠結果に対して、人件費計算を行うかどうかを選択します。
表示形式「円表示(整数で表示)」または「ドル表示(小数点2桁まで表示)」の
いずれかをご選択いただけます。
人件費計算を行う場合は雇用区分、従業員ごとに単価や交通費を設定できます。
それに基づき日別データ、月別データ画面にて人件費の概算が確認できるようになります。
「使用する」を選択すると、以下のメニューが追加されます。
- 雇用区分設定、従業員設定に[単価]設定ボタンが表示されます。
- 集計画面で、人件費概算が表示されます(日別データ、月別データ、年別データ)。
- 人件費概算の出力が可能になります(月別データ[CSV]、日別データ[CSV])。
計算方法
日ごとの「人件費概算」計算方法
まず、勤務時間は分単位にします。
例:1 時間 25 分 → 85分
計算式は、「
時給×勤務時間(分単位)÷60」となります。
小数が発生した場合は、
小数点第一位を四捨五入します。
1000円(時給)×85分(勤務時間)÷60=1,416.66666……
小数点第一位を四捨五入 → 1,417円
1ヶ月の「人件費概算」計算方法
上記の方法で日ごとの「人件費概算」を算出します。
ただし、小数の四捨五入はしません。
もし小数が無限に続くようであれば、小数点以下の最大15桁までをみます。
例:1,416.6666666666666666666……
→1,416.666666666666666(小数点以下15桁まで)
小数を残したまま、日ごとの「人件費概算」を足していきます。
02/01 1,416.666666666666666
02/02 1,624.5
02/03 1,245.32
→合計 4,286.486666666666666
最後に
小数点第一位を四捨五入します。
4,286.486666666666666円
→4,286円
ドル表示を選択した場合のご注意
・単価設定時に小数点以下2桁まで入力可能となります。
・人件費概算で端数が生じた場合、小数点以下第三位を四捨五入して表示します。
予定上の人件費
シフトを組む際に、人件費も考慮しながら組むことがあるかと存じます。
「予実機能」を使えば、登録したスケジュールを元に、予定上の人件費を確認できます。
1. 予実機能をONにします。
設定 > その他 > オプション > 「スケジュール設定」 > 「予実機能:使用する」 > 登録
2. スケジュールを登録します。
3. ホーム画面 > よく使うメニュー > 「月別データ」 > [予実]タブをクリックします。
4. 黄色の背景色の予実欄が表示されます。
こちらに表示されている「人件費概算」が、スケジュールを元に計算された予定上の人件費です。
「日別データ」画面でも、同様に[予実]タブで日ごとの人件費を確認できます。