複数のアラートを、1つの条件として扱うことができる機能です。
例えば、以下の2つのアラートを作成したとします。
1 「残業が1分以上発生した従業員を抽出する」
2 「残業が4時間未満の従業員を抽出する」
1を抽出するには、1分以上の残業が発生していることが条件です。
2を抽出するには、残業が4時間に満たないことが条件ですが、
残業が全く発生していない場合も対象となってしまいます。
これを避けたい場合に、1と2のアラートを組み合わせ
「1分以上4時間未満の残業が発生した従業員を抽出する」
というアラートを作成する、というのが「複合アラート」です。
確認事項
以下の3点を満たしていることが前提です。
・設定 > その他 >
オプション > 勤怠管理設定 > 「アラート機能」 → 使用する となっていること。
・設定 > 画面表示 > アラート設定にて、2つ以上のアラートが登録されていること。
・組み合わせるそれぞれのアラートの対象が、
「アラート対象勤怠」または「アラート対象カスタム項目」同士であること。
・組み合わせるアラートの「対象所属」「対象雇用区分」が一致していること。
詳細
設定 > 画面表示 > アラート設定 > 複合アラート > [複合アラート登録]
複合アラート名
アラートの名称を100文字以内で入力します。
対象基準
時間数、日数・時間帯のいずれかから選択します。
元となるアラートの対象基準と揃える必要があります。
対象期間
日次、週次、月次のいずれかから選択します。
元となるアラートの対象期間と揃える必要があります。
※「対象基準:時間帯」の複合アラートでは、「対象期間」は「日別」のみ設定可能です。
対象区分
「対象基準」で「時間帯」を選択すると表示されます。
予定、実績のいずれかから選択します。元となるアラートの対象期間と揃える必要があります。
「予定」を選択した場合、「エラー判定」項目が表示されます。以下より選択できます。
- エラー判定とする(デフォルト)
スケジュール登録時にアラートが表示され、登録不可となります。
- 警告とする
スケジュール登録時にアラートが表示されます。
アラート
作成済みのアラートで、組み合わせに使用するものを選択します。
※複合アラートで使用したアラートは、単体では機能しなくなります。
表示色
条件を満たした際に表示する色をカラーパレットより選択します。