KING OF TIME for おまかせはたラクサポートオンラインヘルプ


カテゴリ選択
全体
勤怠管理
ニュース
お知らせ
リリースノート
2022年
3月
7月
11月
2021年
2021年11月
2021年7月
2021年3月
マニュアル
管理者
従業員
タイムレコーダー
管理画面
はじめに
管理画面について
ログイン
動作環境
基本情報
所属
雇用区分
従業員
管理者
その他
管理/承認
勤務データ確認
勤務データ編集
エラーチェック
申請承認
締め処理
働き方改革
勤怠計算
勤怠計算について
丸め
早出
時間外
深夜
休日
遅刻/早退
休憩
みなし勤務
変形労働
フレックスタイム
ヘルプ勤務
人件費概算
補助項目
その他勤怠計算
スケジュール管理
スケジュールについて
スケジュールパターン
自動スケジュール設定
スケジュール登録
スケジュール申請
休暇管理
休暇について
残数管理
有休
代休
欠勤
振替休日
半日休暇
時間休暇
エクスポート/インポート
月別(給与データ)
日別(勤怠データ)
その他出力
データ入力(インポート)
タイムカード
外部サービス連携
画面表示/言語
表示
集計項目
海外でのご利用
アラート
TIPS
通知
従業員画面
PC
ログイン
動作環境
操作
モバイル
ログイン
動作環境
操作
タイムレコーダー
タイムレコーダーについて
Windowsデスクトップ版
基本仕様
アプリケーション
管理画面
トラブルシューティング
指ハイブリッドリーダー
指紋リーダー
ICカードリーダー
パスワード認証
ピットタッチ・プロ2
クラウドレコーダー
Myレコーダー
携帯ブラウザレコーダー
各種お手続き/ご請求

  コンテンツID:1733
勤怠管理 > 管理画面 > 勤怠計算 > 時間外
 
1ヶ月の残業時間が45時間、60時間を超過した分を集計できますか?
可能です。
1ヶ月の残業時間などのうち、基準値を超えた時間を割増残業に計上する方法を解説します。


60時間超過分の割増残業を集計(1段階割増)


45時間 / 60時間超過分の割増残業をそれぞれ集計(2段階割増)

 
参考

労働基準法では、1ヶ月の残業時間に対して以下の割増が必要と定められています。

  • 残業時間が45時間以内:25%以上の割増率
  • 残業時間が45時間超過~60時間以内:25%を上回る割増率(努力義務)
  • 残業時間が60時間超過:50%以上の割増率


目次


月60時間超過の割増残業集計方法(1段階割増)


1ヶ月の残業時間などのうち、60時間超過分を「割増残業」として集計するための設定方法です。なお割増し開始時間には任意の数字を設定可能です。

設定方法


1. 設定 > その他 > オプション > 勤怠管理設定カテゴリ > 割増残業集計機能 にて「1段階の割増し残業を使用する」を選択して登録します。

 

2. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 該当雇用区分の [編集] > 月の時間外集計カテゴリ > 割増残業 を以下のように設定して登録します。

 

項目名 説明
割増し開始時間 割増し開始時間を2桁以内の数字で入力します(「60」など)。1ヶ月の残業時間などがこの設定値を超過した分を「割増残業」として別集計します
割増し対象項目 割増し対象項目を選択します。

平日残業 + 法定外休日残業(デフォルト)
以下の集計項目が割増し対象となります。
  • 残業時間
  • 深夜残業時間
  • 法定外休日残業時間(
  • 法定外休日深夜残業時間(

※環境によっては表示されない場合があります(詳細はこちら)。

平日残業 + 法定外休日労働合計

以下の集計項目が割増し対象となります。

  • 残業時間
  • 深夜残業時間
  • 法定外休日労働合計
補足

一部の環境では、上記2つの選択肢に加え、次の選択肢が表示される場合があります。これらの選択肢は、一度でも上記2つの選択肢を選択すると非表示になります。

  • 平日残業(深夜除く)
  • 平日残業
  • 平日残業(深夜除く)+法定外休日労働合計(深夜除く)
割増し優先順位 割増残業が発生した日に「残業(法定外休日残業)」と「深夜残業(法定外休日深夜残業)」の両方が計上されている場合に、どちらを優先的に割増残業とするかを選択します。集計例は後述の【補足1】をご参照ください。

深夜残業(法定外休日深夜残業)から優先的に割増残業にする(デフォルト)
平日と法定外休日の「深夜残業」から優先的に割増残業にします。

残業(法定外休日残業)から優先的に割増残業にする
平日と法定外休日の「残業」から優先的に割増残業にします。

3. 設定を過去の集計データにも反映させる場合は、勤怠データ再計算を実施します。

集計確認方法


「割増し開始時間」を超過した時間が「割増残業」または「割増深夜残業」に別集計されます。

 

項目名 説明
割増残業 割増し対象項目の合計値が「割増し開始時間」を超過した時間が集計されます。ただし、深夜勤務時間に発生した時間は「深夜割増残業」に計上され、「割増残業」からは除外されます。
割増深夜残業 割増し対象項目の合計値が「割増し開始時間」を超過した時間のうち、深夜勤務時間に発生した時間が集計されます。

 

ポイント
  • タイムカード画面内の[月の集計確認]ボタンから、集計手順の詳細を確認できます。詳細はこちらの記事をご参照ください。
  • タイムカードカスタム画面に割増残業などの集計値を表示したい場合は、後述の【補足2】をご参照ください。


月45時間 / 月60時間超過の割増残業集計方法(2段階割増)


1ヶ月の残業時間のうち、45時間超過分を「割増残業」、60時間超過分を「割増残業2」として集計するための設定方法です。なお割増し開始時間には任意の数字を設定可能です。

設定方法


1. 設定 > その他 > オプション > 勤怠管理設定カテゴリ > 割増残業集計機能 にて「2段階の割増し残業を使用する」を選択して登録します。

2. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 該当雇用区分の [編集] > 月の時間外集計カテゴリ > 割増残業 を以下のように設定して登録します。

項目名 説明
割増し開始時間 割増残業
割増し開始時間を2桁以内の数字で入力します(「45」など)。1ヶ月の残業時間や法定外残業時間がこの設定値を超過し、かつ割増残業2に至るまでの時間を「割増残業」として別集計します

割増残業2
割増し開始時間を2桁以内の数字で入力します(「60」など)。1ヶ月の残業時間や法定外残業時間がこの設定値を超過した分を「割増残業2」として別集計します

※一部の雇用区分のみ1段階割増にしたい場合は、「割増残業」を設定し、「割増残業2」は空欄にします。
割増し対象項目 割増し対象項目を選択します。

平日残業 + 法定外休日残業(デフォルト)
以下の集計項目が割増し対象となります。
  • 残業時間
  • 深夜残業時間
  • 法定外休日残業時間(※)
  • 法定外休日深夜残業時間(※)

※環境によっては表示されない場合があります(詳細はこちら)。

平日残業 + 法定外休日労働合計

以下の集計項目が割増し対象となります。

  • 残業時間
  • 深夜残業時間
  • 法定外休日労働合計
補足

一部の環境では、上記2つの選択肢に加え、次の選択肢が表示される場合があります。これらの選択肢は、一度でも上記2つの選択肢を選択すると非表示になります。

  • 平日残業(深夜除く)
  • 平日残業
  • 平日残業(深夜除く)+法定外休日労働合計(深夜除く) 
割増し優先順位 割増残業が発生した日に「残業(法定外休日残業)」と「深夜残業(法定外休日深夜残業)」の両方が計上されている場合に、どちらを優先的に割増残業とするかを選択します。集計例は後述の【補足1】をご参照ください。

深夜残業(法定外休日深夜残業)から優先的に割増残業にする(デフォルト)
平日と法定外休日の「深夜残業」から優先的に割増残業にします。

残業(法定外休日残業)から優先的に割増残業にする
平日と法定外休日の「残業」から優先的に割増残業にします。

3. 設定を過去の集計データにも反映させる場合は、勤怠データ再計算を実施します。

集計確認方法


「割増し開始時間:割増残業」を超過し、「割増し開始時間:割増残業2」に至るまでの時間が「割増残業」または「割増深夜残業」に別集計されます。

「割増し開始時間:割増残業2」の設定値を超過した時間が「割増残業2」または「割増深夜残業2」に別集計されます。

項目名 説明
割増残業 割増し対象項目の合計値が「割増し開始時間:割増残業」を超過し、「割増し開始時間:割増残業2」に至るまでの時間が集計されます。ただし、深夜勤務時間に発生した労働時間は「深夜割増残業」に計上され、「割増残業」からは除外されます。
割増深夜残業 割増し対象項目の合計値が「割増し開始時間:割増残業」を超過し、「割増し開始時間:割増残業2」に至るまでの時間のうち、深夜勤務時間に発生した時間が集計されます。
割増残業2 割増し対象項目の合計値が「割増し開始時間:割増残業2」を超過した時間が集計されます。ただし、深夜勤務時間に発生した時間は「深夜割増残業2」に計上され、「割増残業2」からは除外されます。
割増深夜残業2 割増し対象項目の合計値が「割増し開始時間:割増残業2」を超過した時間のうち、深夜勤務時間に発生した時間が集計されます。

 

ポイント
  • タイムカード画面内の[月の集計確認]ボタンから、集計手順の詳細を確認できます。詳細はこちらの記事をご参照ください。
  • タイムカードカスタム画面に割増残業などの集計値を表示したい場合は、後述の【補足2】をご参照ください。


【補足1】割増優先順位の集計例


例えば、以下の状態で1日に残業を1時間、深夜残業を1時間行った場合

  • 割増し開始時間を60時間で設定
  • 月の残業時間累計は59時間まで到達
「深夜残業(法定外休日深夜残業)から優先的に割増残業にする(デフォルト)」の場合

月の残業時間累計が59時間まで到達しているので、残業1時間、深夜残業1時間の計2時間のうち、1時間が割増し対象となります。深夜残業(法定外休日深夜残業)を優先的に割増しとする設定なので、深夜残業1時間が割増しとなります。

 

「残業(法定外休日残業)から優先的に割増残業にする」の場合

月の残業時間累計が59時間まで到達しているので、残業1時間、深夜残業1時間の計2時間のうち、1時間が割増し対象となります。残業(法定外休日残業)を優先的に割増しとする設定なので、残業1時間が割増しとなります。
 

【補足2】タイムカードカスタム画面での集計確認方法


割増残業時間などをタイムカードカスタム画面に表示したい場合は、カスタムデータ設定にて、月別データ項目をそれぞれ作成してください。この際、「追加する項目の選択」では以下の項目を選択してください。

※作成方法の詳細はこちらの記事をご参照ください。

  • 割増残業
    「+ 割増残業時間1」を設定
  • 割増深夜残業
    「+ 割増深夜残業時間1」を設定
  • 割増残業2
    「+ 割増残業時間2」を設定
  • 割増深夜残業2
    「+ 割増深夜残業2」を設定

 

この情報は役に立ちましたか?

問題を解決できた
参考になったが内容が不十分
参考にならなかった