過去の勤怠を遡ってタイムカードを見ても、変更後の雇用区分名で表示されます。
また、過去の日付に遡って勤怠データ再計算をかけると、変更後の設定で
労働時間が再計算されてしまいますので、お気をつけくださいませ。
変更のタイミングはどうすればよいか?
雇用区分の変更後に、過去の日付に遡って勤務編集や申請承認を行うと、変更後の設定で更新されてしまいます。
そのため、従業員種別の変更を行う前に、変更前期間の締め作業を終わらせておく必要があります。
具体的には…
- エラー勤務の解消
- 未承認申請の承認/棄却
- 締め処理
- データ出力(月別データ、日別データ、タイムカード)※バックアップとして
その後に、
実際の変更日以降の日付を指定して再計算を行うことで、
変更後の勤怠に対してのみ、新しい種別の設定を適用できます。
変更後の出力データについて
月別データ出力、日別データ出力、タイムカード出力を行うと、
出力時点で再計算をかけた結果が出力されます。
この再計算はあくまでも出力データに対してのみ適用され、画面表示には影響はありません。
このため、従業員種別の変更前に、データ出力を行うことをお勧めいたします。
締め済みの勤怠データには再計算はかからない
日別データまたは月別データで「締め」作業が行なわれた勤怠については、再計算の対象とはなりません。
集計データを保護しておきたい場合は、締め処理を行ってください。