本件の解説にあたり、まずはデスクトップ版タイムレコーダーの時刻合わせの仕組みをご説明します。
デスクトップ版タイムレコーダーは、以下のタイミングで時刻合わせを行います。
- タイムレコーダーを起動した時
- 起動後、約60分に1回(自動更新)
- 設定画面で「データ更新」項目をクリックし、データ更新を行った時
時刻合わせの基準となる時刻は、以下のいずれかとなります。
- 公開NTPホスト(管理画面にて任意に指定している場合には、指定したNTPホスト)
- 本システムのサーバー
- ローカルPC時刻(オフライン時)
基本的にはNTPホストを基準として時刻合わせを行いますが、
ネットワーク設定等の制限によりNTPホストに接続できない場合は
本システムのサーバーを基準とします。
タイムレコーダーの設定メニュー内の左下のサポート情報より、時刻の取得方法を確認できます。
「時刻取得」が、「NTP」と表示されている場合は「NTPホスト」、「サーバー」と
表示されている場合は「本システムのサーバー」を元に時刻合わせを行っています。
これらの時刻を元に表示されたタイムレコーダーの時刻は、基本的には正しい時刻と考えられます。
この状況でPCの時刻とタイムレコーダーの時刻にずれが生じている場合
PCに設定されている時刻の方がずれている可能性がありますので、
ご確認の上、PCの時刻を合わせていただくことをお勧めいたします。
頻繁にPCの時刻がずれる場合、PCのマザーボードのリチウム電池が消耗している可能性も考えられます。